大切なデータもデータ復旧で大丈夫

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 ◇活性化につながるか
 「新駅は『観光の駅』。商店街には観光客をターゲットにした店は少なく、プラスの影響はほとんどないだろう」。鳥栖駅前の商店街連合会の水田常夫会長(43)は3月12日に開業する九州新幹線新鳥栖駅開業の効果に冷めた見方を示す。
 鳥栖駅前の三つの商店街には計68店が並ぶ。最盛期の約130軒からほぼ半減し、水田さんが会長に就任した2年前からも5軒が店を閉じた。
 新鳥栖駅は、商店街から西に約3キロ。水田会長は「鳥栖駅前は通勤や生活に使う街。新駅とはすみ分けることになるだろう」と冷静だ。
   ◇  ◇
 新鳥栖駅に停車する列車は、新大阪直通の「さくら」7本を含み一日に上下線100本。在来線は特急全便が停車し、博多−佐賀間は一日に17本が増便され、1時間当たり片道2本だったのが3本に増える。
 駅前には計6カ所で乗用車650台、バス20台の駐車場を設けた。西口駅前広場の駐車場は30分〜1時間100円で、その他の乗用車向けの4駐車場は1日100円と、駅まで車で来る客が使いやすい「パーク・アンド・ライド」型の駐車場だ。
 また、西鉄バスは新駅の開業日から、鳥栖駅との間を約11分で結ぶ路線バスを、160円で一日20便運行する。同市の大型商業施設「鳥栖プレミアム・アウトレット」と新駅間を約14分で結ぶ定期バスも、一日28便運行する計画だ。
 13年春には同駅前に九州国際重粒子線がん治療センターが開業する。加速させた炭素イオンをがんにぶつけて治療する施設は九州で初めてで、関西以西やアジア諸国から「痛くないがん治療」を受ける患者を呼び込むメディカルツーリズムの拠点としても期待がかかる。
 しかし同駅前の6万8000平方メートルの用地のうち、利用が決まっているのはこれだけ。民間業者がホテルを誘致する計画もあるが、具体化はしていない。
   ◇  ◇
 新鳥栖駅を九州の観光の拠点にする動きも進む。県内外の自治体の観光担当課や観光協会など計85団体は昨年8月、合同で観光客を誘致しようと「新鳥栖駅観光情報ネットワーク連絡会」を発足。関西・中国地方からの観光客を大分から長崎にかけての九州の「横軸」に呼び込むために、連携して宣伝活動を行う。
 「新鳥栖駅で人が乗り降りすることが大切。利用者が増えれば、駅に止まる列車の本数も増えるはず」。市観光協会の吉田博行事務局長(67)は力を込める。
   ◇  ◇
 九州の南北と東西を結ぶ鉄道と高速道が交差する鳥栖市。立地条件を生かして企業進出は進み、人口も増加の一途をたどる。20日の市長選投票を前に、市の現状と課題を探る。

2月17日朝刊

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 ◇野鳥監視も強化
 県立橘高校(福島市宮下町)の校舎屋上で見つかったコハクチョウから強毒性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が検出された問題を受け、県は16日、発見現場から半径10キロの監視区域にある63養鶏関連施設の立ち入り検査を始めた。
 区域内には100羽以上を飼育する大規模施設が7、100羽未満の中小規模施設が56ある。うち、県立福島明成高(同市永井川)には午前9時半、県職員2人が入った。実習用に2鶏舎で約650羽を飼っており、同校教諭の立ち会いで、普段の消毒体制を聞き、防鳥ネットに穴がないかをチェックした。
 野鳥の監視も強化。ハクチョウ類が集まる「あぶくま親水公園」(同市岡部)など区域内の渡り鳥飛来地8カ所で、監視員が衰弱した鳥や死骸がないかを確認した。
 養鶏とともに、同日夕までに特に異常は見られなかった。【種市房子】

2月17日朝刊

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 ◇若い世代呼び込もう
 若い世代の観光客を呼び込もうと、福島市の飯坂温泉で多機能携帯電話「スマートフォン」を使った観光案内の取り組みが進んでいる。現地で街並みに携帯電話付属のカメラをかざすと、画面上に情報が吹き出しのように表示されるソフト「セカイカメラ」を活用し、名所・旧跡の由来や店舗の営業時間などを発信している。県内の観光地では初の試みという。
 「セカイカメラ」は全地球測位システム(GPS)と内蔵電子コンパスを利用した仕組みで、AR(拡張現実)技術と呼ばれるものの一つ。携帯電話付属のカメラを建物などに向けると、カメラ越しの景色とともに「エアタグ」と呼ばれる情報が画面に表示される。タッチパネルでこのタグに触れると、インターネットを通じて詳細な情報が見られる。
 同温泉組合青年部が企画し、昨年11月から共同浴場や旅館、飲食店などのエアタグ200件以上を登録。閲覧者は利用客の評価やコメントを見たり、投稿したりもできる。現実の看板と比べて発信や内容変更が容易で、動画や音声も加えることが可能。今後は明治、大正時代の街並みの写真や、毎年10月の「けんか祭り」など過去のイベント動画なども見られるよう情報を充実させるという。
 同組合は「スマートフォンは普及し始めたばかりだが、大きな可能性がある。費用もほとんどかからないので、いろいろ工夫し、歩いて楽しめる温泉街にしたい」と話している。【関雄輔】

2月17日朝刊

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